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chusya128_128グルコサミンを摂ると関節痛が緩和される、変形性関節症の改善に効果があると言われていますが、そもそもどうして関節痛になるのでしょうか。老化が原因とはいわれますが、老化と関節が痛くなる関係などとグルコサミンの必要性を紹介していきます。

関節が痛くなる原因は?

近年、食の欧米化による肥満、そして、高齢化に伴い日本人には多くなかった関節の痛みという問題が見られるようになり、将来的にもこの問題に悩む方は増加するとみられています。

日本人にはあまり多くなかったということで、この分野の研究については、日本はヨーロッパよりも遅れているのも事実です。これら関節痛は生活習慣病の一種として考え、他人事ではないと思った方がいいかもしれません。

関節が痛くなる原因ですが、人間が普通の速さで歩いた場合、膝にはその人の体重の3倍近くの負荷がかかるとされています。普通に歩いているときで3倍、階段の昇り降りなどをした場合、体重の5倍~7倍の負荷がかかると考えられています。

しかし、健康な方の場合、「軟骨」がクッションの代わりを果たしますので、痛みを感じないのです。しかし、この軟骨がすり減って行きクッションとして機能が果たせなくなると、体重の3倍の負荷がかかった際にクッションがないので関節痛が生じるのです。

軟骨とプロテオグリカン

軟骨というのは、骨の先端にあり、骨と骨が直接ぶつからないように働き、そして、外から負荷がかかときにはクッションとして機能して、骨への衝撃を緩和させるので、関節が滑らかに動くのです。

この軟骨ですが、プロテオグリカンという成分を含んでおり、タイヤのゴムのような成分として骨よりも弾力性があります。このプロテオグリカンですが、タンパク質の一種なのですが、約80%が水分で構成されており、吸収や供給することにより、外からのショックを吸収する働きがあります。

そして、このプロテオグリカンを構成している成分は下記の3つです。

  • ヒアルロン酸
  • コンドロイチン硫酸
  • グルコサミン

この糖とたんぱく質の結合した糖たんぱく質で構成されています。

関節痛の治療として、ヒアルロン酸を注射していたのは、軟骨の補強のためと考えていいでしょう。

老化と軟骨

老化とともに、軟骨のプロテオグリカンが減少をしていき、水分を保持することができなくなっていくので、どんどんすり減ってしまいます。一度すり減ってしまった軟骨は、再生することができません。

これは軟骨に血管がないので、修復のための成分が軟骨へいきわたらないのです。また、軟骨には神経もありませんので、すり減っていっても全然痛みを感じないのです。そして、軟骨がすり減って行き、硬い骨と骨が摩擦する面が多くなると刺激物質が生じ、関節に炎症が生まれるのです。

グルコサミンの効果

ヨーロッパでは、古くから関節痛が問題であったのか、グルコサミンやコンドロイチンを250年以上前から飲んで関節痛を和らげようという試みがなされていました。

そのため、現在ではグルコサミンやコンドロイチンは、医薬品としてすでに認知されていますが、日本やアメリカなどではなかなか認知されず、近年ようやくアメリカでグルコサミンでの関節痛の治療にグルコサミンが使用されてブームとなっています。

また、日本では医師の方がグルコサミンの効果に疎いという状況も生まれていましたが、こちらも研究が進み、グルコサミンは、副作用の心配もなく、軟骨細胞の栄養素として健康維持や関節痛の改善に高い評価を得るようになっています。

まとめ

人間が関節痛になる原因は、軟骨の減少が挙げられます。軟骨は硬い骨と骨の間に入りクッションの役目をはたし、体重の3倍はかかる歩行時の負荷を軽減させる働きを持っています。

軟骨を構成するプロテオグリカンの減少は老化によって減少するのですが、グルコサミンを摂取することで、プロテオグリカンの減少を抑え関節の炎症を改善する働きがあるのです。

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