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nurse2128_128グルコサミンのサプリメントに関しては、カニやエビアレルギーの人が口に入れた場合、アレルギー反応が出る可能性があります。またグルコサミンは、摂りすぎることで胃腸系に不快感を示す可能性があります。では、グルコサミンは危険な成分なのでしょうか。今回はグルコサミンの安全性を紹介していきます。

グルコサミンとサプリメント

グルコサミンの安全性を説明する前に、グルコサミンのサプリメントに限って言った場合、アレルギーのある方はとるべきではありません。理由として、サプリメントのグルコサミンの原料にあります。

グルコサミンを豊富に含んでいるのは、カニやエビの甲羅です。そのため、サプリメントにする場合は、カニやエビの甲羅からグルコサミンを抽出するというのが一般的です。中には別のものからグルコサミンを抽出しているサプリメントもありますが、一般的にはカニやエビの甲羅などです。中にはカニやエビの身から抽出するタイプのものもあります。

そのため、カニやエビにアレルギーがある人の場合、どこ由来のグルコサミンなのかを調べる必要があります。

また、ある調査ではグルコサミンの適量の3倍を摂取しても体に異常は出にくいので、適量に必要以上に気を使うことはないのですが、胃腸系が弱い方は、何らかの反応が胃腸系へ現れる可能性がありますので、サプリメントを1日の内に異常な量を飲むというのは避けるべきであるといえます。

グルコサミンの安全性

グルコサミンは、体内で生成することのできるアミノ酸の一種です。構造としては、ブドウ糖のグルコースとグルタミンというたんぱく質の一種からできています。

そして、軟骨や腱、靭帯そして細胞間を繋ぐ結合組織など全身に広く分布しています。不足することで体が動かしづらいなど異常が出てきます。年齢とともに体内での生成量が減少していきますので、変形性関節症などの原因である、軟骨成分の減少に関わってきます。

つまり、グルコサミンは多く摂りすぎることを危険視するよりも、摂らな過ぎることを危険視すべき栄養成分であるといえます。

グルコサミンの働き

グルコサミンの働きに関しては、軟骨の構成成分であるプロテオグリカンの構成物質になります。このプロテオグリカンが減少することで軟骨が減少していき、体重の3倍の負荷がかかる膝などでは骨と骨が直接ぶつかり痛みを覚えるようになります。

また、グルコサミンはプロテオグリカンの構成物質になるだけではなく、軟骨を作る細胞を刺激する効果というものもあります。軟骨を作る細胞が刺激されることで、軟骨の代謝が正常化され、また、そのプロテオグリカンの構成成分の分解や合成などの調節作用というのもグルコサミンにはあります。この結果として、軟骨の減少を予防することができ、また骨粗しょう症などを防ぐこともできます。

女性の場合、閉経の際に女性ホルモンの分泌量が一時的にくるってしまい、骨粗しょう症になりやすく、また男性と比べても変形性関節症になるリスクが高いので、女性は積極的に摂って行きたい成分になります。

安全性を確かめる実験

グルコサミンの安全性を確かめる実験に関してですが、研究用のラットを用いて急性毒性試験や微生物を利用しての変異性原性試験というものが行われています。

また、前述しましたが、1日の適量の3倍を摂取しても、胃腸系に違和感を覚えなかったという結果もあります。これに関しては体格差や元来の胃腸系強弱もありますので、3倍飲んだからと言って、その分、健康増進効果も3倍になるわけではありませんので注意してください。

これらの試験の結果、安全であることが立証されています。

まとめ

グルコサミンですが、ブドウ糖とタンパク質の一種から構成されたアミノ酸の一種です。体全体に分布しているのですが、細胞を若々しく保つためには欠かすことができません。

安全性に関しては、グルコサミンそれ自体の安全性は非常に高く、1日適量の3倍を摂取しても特別な異常というのは出ません。また、ラットを用いた急性毒性試験、微生物を用いた変異性原性試験においても安全性が証明されています。

つまり、危険性を考えて摂取を止めるより、摂取を止めた後の危険性の方が深刻であるといえます。

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